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灘中の数学発想法

iMac G5の修理に手間取り、なかなか投稿できなくてすみません。

今日は気分を変えて数学の本。

といっても、灘中学の数学に関する本なので、内容はそんなに難しくなく、その考え方そのものを味わうといった感じの本。

入試問題みたいなのを想像しますが、そういった問題の中にも、発想力というかアイディアを必要とするものが結構あり、その中から選ばれた10問の解法について解説してあります。

中でもある問題に対して、いくつもの違った解法を出してくる生徒達の発想力は中高一貫教育の賜物なのでしょうが、それにしてもすごいなと感心します。

教え方も、教科書に縛られないで中学1年で中学の内容をほぼ終え、しかも中高の6年間を同じ数学教師が教えるという話や、理系進学希望者が増えている事実、難関の入試を突破して入ってきた高校からの入学者による刺激など、灘の教育システムを知ることだけでも結構参考になりますが、そのあたりは教育関係者やビジネス面でのヒントにとどまると思います。

私が注目しているのは、そういった優れた教育環境で生徒達がいかに問題を解いているのか。

その一つ一つを追ってみると分かりますが、別に受験教育だと思わなくても、数学の問題を解く一般的な解法のいくつかを体験するだけでも、あるいは ある種の問題は中学の学力レベルでも高校の学力レベルでも解けてその違いを知ることだけでも目から鱗の意外な発見があり、とても面白いのです。

しかもこのレベルの発想であれば、 社会人でも理科系・文化系の枠にとらわれることなく、丹念に読んで行けば確実に理解できる内容なので、そういった観点からも、ビジネスの何らかの面で役に立つかも知れないし、また電車の中で気軽に読める一般向けの数学本としても、利用価値は非常に高い。

そんな感想を持った本でした。

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